思春期の娘と仲良くしたい!「パパ、ウザい」と嫌われないための心がけ
娘さんがお年ごろになると、お父さんはどうやって接していったらいいのか、悩むことありますよね。
「しつこくしてもダメだけど、話しかけないのもなんだかなぁ…」「できればギクシャクした関係だけは避けたい…」「お父さん嫌い!と言われないようにするには、何をどうしたら良いのかわからない…」など、お父さんはお父さんで必死に考えたりするでしょう。
そんな悩めるお父さんに、思春期女子への接し方のコツを教えたいと思います。
◆お父さんって命令ばかり…
さあ、お父さん。娘さんに嫌われないために1番にするべきことは「お母さん(奥さん)を大切にすること」です。夫婦はもう空気みたいな関係ですから、いちいち感謝の言葉を言わない、愛の言葉を伝えないというご家庭も多いでしょう。特に、日本人の男性は、感情を素直に言葉や態度にすることがとても苦手です。
「いわなくてもわかってくれているよな」「察してくれているから大丈夫だろう」と、思うなかれ。奥さんにはそれで伝わっても、娘さんはそうは受け取りません。
「お父さんってば、いっつもお母さんに用事頼みつけている」「お父さんがする会話って命令ばっかり」と、言葉にしなくても、心ではしっかりとジャッジしているのですね。思春期女子を侮ってはいけませんよ。
◆母親は未来の自分の姿だから
なぜ、娘との関係に奥さんが関わるのか。それは「娘にとって、母親は未来の自分の姿」だからです。母親が大切にされていれば自分のことのように嬉しいし、悲しい思いをしていれば自分がされているかのように悲しいのです。そして、何といっても、父親は娘が触れる最初の異性です。
お父さんという存在が、自分だけではなくお母さんをも大切にしていれば、それは最高の男性像になるのですね。「男性に大切にされるって、こういうことなんだ」と、愛され方を学ぶのです。
◆仕事が多忙で協力できない…
逆に、奥さんが奴隷のように動いてばかりいるご家庭だと、男性からの愛情を知らずに育ってしまうのです。結果、恋愛でつまずいたり、結婚生活が上手くいかなかったりするケースもでてきますので、しっかりと奥さんに気持ちを伝えていきましょう。
もし、仕事が忙しくて家事や育児が手伝えないような生活スタイルの場合は、休みの日などに「いつもありがとう!母さんが家事も育児も頑張ってくれているから、本当に感謝しているよ」と、労いの言葉を子どもがいる前でかけてあげましょう。
この言葉を聞いただけでも、娘はお父さんが好きになります。こうした愛情伝達を意識しながら、子どもの話を共感的に聴いていければなおよいです。
そして、思春期育児の基本中の基本である「何かを伝えたいときは、反論ではなく意見で」これを守りつつ、会話を楽しんでいきましょうね。
思春期で無口になってしまった場合は、奥さんと存分にお子さんのいいところを話し、お正月で帰省した際にはおじいちゃん、おばあちゃんにお子さんの頑張っているところや、いいところをたくさ聞かせてあげましょう。
子どもは、自分のことを話しているのをちゃんと聞いているので、態度とは裏腹に心ではとても喜んでいます。この時期特有の不機嫌な態度に振り回されないことも、合わせて覚えておいてください。
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